ワキ汗の情報・サポートサイト
多汗症とは、日常生活で困るほど汗の量が多くなる病気です。
ワキや手のひら、顔など、体の一部だけの多汗症と、全身の多汗症があります。
何か他の病気や障害が原因となって汗の量が多くなることもありますが、特に明らかな原因が見当たらないことも少なくありません。
こんな症状で困っている方は、ワキの多汗症かもしれません。お医者さんに相談してみましょう。
ワキの多汗症の治療法は次の通りです。
症状の程度、治療法の安全性、ライフスタイルや費用負担を考慮して、
あなたに合った治療法をお医者さんと一緒に考えていくことになります。
外用抗コリン薬保険適用
神経からの汗を出す指令を汗腺が受け取れないようにします。薬は皮膚から吸収されます。
塩化アルミニウム製剤
汗を分泌する汗腺の出口に栓を作ります。病院で調合されたお薬などを使用します。
ボツリヌス毒素製剤保険適用
(重症のみ)
神経からの汗を出す指令を出せないようにします。ワキに注射します。
内服抗コリン薬保険適用
神経からの汗を出す指令を汗腺が受け取れないようにします。おなかの中で吸収されて、全身に作用します。
交感神経ブロック保険適用
精神(心理)療法保険適用
医療機器による治療
交感神経遮断術※保険適用
重症で他の治療法では効果がなく、患者さんの強い希望がある場合のみ実施
ワキの多汗症は、病院やクリニックで
診療が行われています。
次の3ステップで医療機関を受診します。
子どもの医療費助成制度やひとり親家庭等医療費助成制度など、子どもの医療費の自己負担額の一部または全額を助成する制度があります。助成の対象となる子どもの年齢、自己負担の金額、申請方法などはお住まいの市区町村によって異なります。詳細は、お住まいの市区町村の窓口にご確認ください。
ワキ汗への対処法には、ドラッグストアなどで制汗剤やデオドラントを購入してセルフケアする方法と、病院で治療を受ける方法があります。
セルフケアをしてもワキ汗が多くて困っている場合などには、近くのクリニックなどでお医者さんに相談して、ご自身の症状の程度やライフスタイルに合う対処法を考えていきましょう。
ドラッグストアなどで購入できる 制汗剤やデオドラント (医薬部外品・化粧品) | 病院で処方されるワキ汗の薬 (医療用医薬品) | |
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対象 | 主にスポーツの後や暑い日などに 汗対策をしたい人 | ワキの多汗症と医師に診断された人 |
目的 | ワキ汗やニオイを抑えるサポート | 日常生活に支障をきたすほどのワキ汗を抑える治療 |
製品の例 | スプレーやロールオンタイプ、 汗拭きシートなど | 塗り薬、注射薬、飲み薬など |